ぐんぐんトラノオ。
6年ほど前に買ったトラノオ。
植え替えても植え替えてもどんどん増える。
水にさしては根っこをだし、鉢にわけては、増えつづける。
エライぞ!トラノオ。
頑張れトラノオ。
世界で最も生育環境に強いといわれ、最近、斑(ふ)入りの長い葉から健康に良いマイナスイオンを多く発散させる観葉植物として、注目を浴びている。
種とルーツ 乾燥した熱帯アフリカ原産のリュウゼツラン科サンスベリア属。学名「サンスベリア」。英名の「ボウストリング・ヘムプ」は、弓弦麻という意味で、かつて熱帯地方で光沢のある繊維を弓の弦に使ったことから付いた。
トラノオは、サンスベリアの1品種だが、欧米では学名と園芸名が混乱。昭和初期、わが国に渡来した際にも「サンスベリア」のほかに「虎の尾」や「千歳蘭(ラン)」などの和名が付いたが、今では斑入りのものを「トラノオ」、斑が入らないものを「チトセラン」と呼んでいる。
最近話題になっているのは「ローレンティー」=写真=という品種で、1メートルにも伸びる葉の縁に黄色の幅広い斑が入り、両面にもヘビのような縦じま模様が出来る。
栽培ポイント 多肉植物のように葉が厚く、薄暗い場所でも乾燥にも十分耐える。鉢栽培にして冬は室内、春から秋は屋外で管理する。
水やりは、春―秋に土が乾いたらたっぷり。冬は月1回程度だが、室内温度が20度以上あれば、夏季と同じように管理。最低5度まで耐えるが、その場合、乾き気味に管理し、葉がしおれない程度に水を与える。受け皿に水をためて加湿にするのは禁物。1年に5本ぐらい新芽が出るので、鉢いっぱいに株が増えてから、一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けする。
購入ポイント 葉が分厚いものを。4号鉢2千円から。
引用(YU工房・園芸アドバイザー 本間 学)
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