沖縄移住。
今から11年前、沖縄のことなんて、なあんにも知らずにやってきた。
沖縄そばも知らなければ、三線に古典と民謡があることも知らなかった。
自分がナイチャーと呼ばれることも知らず、沖縄の歴史も、基地のことも
なんにも考えていなかった。
知ってたのは、青い海と、なんだか気持ちのよさそうな空気だけだった。
住む場所が借りれないことも、仕事で「ないちゃーは雇わない。」と言われることがあるなんて思ってもみなかった。
おんなじ日本の中だと思っていた。
おんなじようにすごせると思っていた。
でも今はすべて納得できる。理解もできる。
私がしらなすぎたのだ。
たくさん知りあった内地からの移住者はたくさん又帰っていった。
でもみんな「絶対またくるから!」って言ってた。
やっぱりそれだけ魅力的なトコロなんだね。
八百屋のおばあーが売り物のバナナを息子にくれた。
もずくやのおばさんが、家によんでくれた。
昨日大雨のなか、傘をかしてくれたオジイに出会った。
沖縄で知り合った人たちが私をたくさん助けてくれた。
ありがとうございます。
みなさんのおかげでこれからもたくさん頑張れそうです。
ちなみにコレは、10年も前のお話。まだ北谷のあの街も、新都心のあの街もなかった頃のお話。
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