草木染手織り八重山ミンサー。
八重山ミンサー織りの修行をつんだ、お友達のキクリさん。
今は修行を終え、コースター作りからスタートされてるそうです。
ミンサー織りでも、科学染料を使う組合もあるらしく
キクリさんはどうしても草木染にこだわり
草木染でしかミンサーを織らない「石垣市織物事業協同組合」で
修行したそうですよ。
ド素人のワタシは草木染までして本当の
昔から伝わる八重山ミンサーと名乗れるのでは、と
思ってしまうのですが。
科学染料を使う染め方ももちろん難しいと思うのですが、
草木を育ててから色を出す。
そして、石垣島の海で布を泳がす。
そんな現代的ではない作業が
なんだか、この織物のすばらしさを更に増してるような。
なんとも手間のかかる、こういうものこそ本物ですね。
「すごい!さすが!完璧だね!」というワタシに
「ぜんぜんまだまだなんだよー。」という彼女。
恐れ入ります。
この世界に入っても皆長続きしないみたい、って言ってましたが
そりゃそうでしょう。
こんなこと、安易に考えてたらできませんもん。
生涯のお仕事にしたキクリさんの今後が楽しみです。
草木染手織りミンサー
八重山地方に自生する草木(福木=黄色、ヒルギ=赤茶
紅露=茶色、相思樹=ベージュ、インド藍=藍色及びグリーン等)
で染色され、一枚一枚丁寧に手織りされた織物です。
石垣市織物事業協同組合
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