草木染手織り八重山ミンサー。

沖縄的雑貨 イナミ

2011年04月28日 17:09



八重山ミンサー織りの修行をつんだ、お友達のキクリさん。

今は修行を終え、コースター作りからスタートされてるそうです。

ミンサー織りでも、科学染料を使う組合もあるらしく

キクリさんはどうしても草木染にこだわり

草木染でしかミンサーを織らない「石垣市織物事業協同組合」で

修行したそうですよ。

ド素人のワタシは草木染までして本当の

昔から伝わる八重山ミンサーと名乗れるのでは、と

思ってしまうのですが。

科学染料を使う染め方ももちろん難しいと思うのですが、

草木を育ててから色を出す。

そして、石垣島の海で布を泳がす。

そんな現代的ではない作業が

なんだか、この織物のすばらしさを更に増してるような。

なんとも手間のかかる、こういうものこそ本物ですね。

「すごい!さすが!完璧だね!」というワタシに

「ぜんぜんまだまだなんだよー。」という彼女。

恐れ入ります。

この世界に入っても皆長続きしないみたい、って言ってましたが

そりゃそうでしょう。

こんなこと、安易に考えてたらできませんもん。

生涯のお仕事にしたキクリさんの今後が楽しみです。


草木染手織りミンサー

八重山地方に自生する草木(福木=黄色、ヒルギ=赤茶

紅露=茶色、相思樹=ベージュ、インド藍=藍色及びグリーン等)

で染色され、一枚一枚丁寧に手織りされた織物です。

石垣市織物事業協同組合




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